Apple、最新iOSに絵文字を多数追加。LGBT関連などジェンダーの多様性を考慮したデザイン

8月1日(米国時間)Appleが今年の秋頃にリリース予定のiOS10に多数の絵文字が追加されることを発表した。公式サイトを見ればわかるように女性アスリートの絵文字が追加されるほかレインボーフラッグや父子、母子家庭などジェンダーの多様性を考慮した絵文字が確認できる。

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Emoji機能の変遷

Appleが絵文字のバリエーションを増やすことはこれが初めてではない。去年リリースされたiOS8.3では白人風の顔絵文字が多く、ほかの人種が少ないといった意見を反映し肌の色をいくつか選択できるようになった。もちろん今回の最新iOSで追加される絵文字にも肌の色変更は可能だ。また異性愛カップルだけでなく同性愛カップルの絵文字も8.3バージョンから追加されている。このようにAppleはアップデートを通して人種やジェンダーの多様性に柔軟な対応を見せている。

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AppleとLGBT

AppleとLGBTコミュニティとの関係は深い。AppleのCEOティム・クック氏は2014年にゲイであることをカミングアウトしている。またAppleは以前からLGBTパレードに積極的に参加し「多様性」を受け入れるという企業理念を打ち出している。今年6月にサンフランシスコで開催されたパレードに参加した社員にレインボー柄Apple Watchバンドをプレゼントしている。

関連:LGBTって何?

参考:www.apple.com

Made In Gender編集部 • 2016年8月13日


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