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韓国コスメや中国コスメなど様々なアジアコスメが日本に上陸しているが、次にヒットするのは美容大国タイ発のコスメブランドかもしれない。
高温多湿なタイの環境に適したコスメは汗などで崩れにくい品質でありつつ肌に優しい低刺激が特徴。またブランドのイメージモデルにタイで有名な俳優やアーティストを起用しており男女問わず使用できるジェンダーレスコスメとしてプロモーションされている。
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これから日本で発売されていくブランドもあるが(2021年3月現在)現在日本で発売されているタイコスメブランドも含めてご紹介したい。
スキンケア商品が充実【idolo(イドロ)】
「idolo(イドロ)」はタイの大手コスメブランド「MISTINE(ミスティーン)」とタイのテレビ局によって共同開発されたコスメブランド。テレビ局が開発に関わっているからか各商品ごとにタイで有名な俳優がプレゼンターに起用されている。
アイライナーやリップグロスなど多数の商品が展開されているが、おすすめしたいのクレンジングやボディーローションなどのスキンケア商品。シンプルでスタイリッシュなデザインなため男女問わず使用できそう。
ティントからマットリップまで【CathyDoll(キャシードール)】
本国タイではプチプラで高品質だと話題になっている有名コスメブランド「CathyDoll(キャシードール)」韓国コスメブランドから影響を受けており商品のパッケージもどことなく韓国の商品に似ている。こちらのブランドにも「idolo」と同じ人気俳優がモデル、プレゼンターとして起用されている。
チークにもリップにも使える2wayの商品や12色のカラーバリエーションあるヌードマットリップスティックなど、口紅に力を入れているブランドという印象。
男性向けのフェイスパウダーも【Srichand(シーチャン)】
皮脂によるテカりを抑えるフェイスパウダーはメイク崩れを防ぎ、肌をサラサラにする働きを持つ。「Srichand」のトランスルーセントパウダーは高温多湿のタイで年間150万個以上も売れた大人気商品。
皮脂を抑える効果がより強いメンズ向けのパウダーも発売されている。男性の肌は女性の肌に比べて皮脂の分泌が多いと言われているが、皮脂が気になる女性やマスクによるメイク崩れ防止にも活用できるだろう。
大ヒットBLドラマ出演俳優がタイコスメブームを牽引!?
上記で紹介したコスメに多くの男性俳優がイメージモデルに起用されている。中でもBLドラマ「2gether(トゥギャザー)」に主演していた人気俳優BrightとWinの影響力は大きい。本国タイでは2020年に放送され、日本でもテレビ局の公式チャンネルにアップされ視聴できるようになり話題に。この 「2gether(トゥギャザー)」 を制作したテレビ局が「idolo」の開発に携わっているためイメージモデルに主演二人が登場している。
彼ら以外にも多数の男性俳優がイメージモデルやプレゼンターに起用されていて、ジェンダーレスなコスメとして幅広い層をターゲットとしている。
日本からはCosme Laboから購入が可能。女性だけでなく男性も気軽にメイクを楽しめる文化が浸透していくかもしれない。