発達障碍の当事者向けアクセサリーブランド「Stimtastic」が登場。

発達障碍の人に見られる特徴のひとつに、手のひらをひらひらさせたり、飛び跳ねたり、爪で自らを引っ掻いたりといったことを繰り返す反復行動と呼ばれるものがある。それらは長い間、やめさせるべき行動、直すべき癖として捉えられてきた。

こうした行動を自らの生活の一部として認め、自然な行動として取り入れようと考えるアクセサリー・トイブランド「Stimtastic」が誕生した。

回せる指輪、噛めるネックレス

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img:stimtastic.co

Stimtasticを立ち上げたのはシンシア・キムさん。彼女自身、発達障碍の当事者だ。発達障碍を持つ大人やティーンズに向けて生まれたこのブランドは、売り上げの10%を発達障碍者の支援団体に寄付することになっているという。

サイトに並ぶ商品はどれもユニークな発想で反復行動を日常の動作へと変える。たとえば金具をくるくると回せる指輪やギア型のペンダント、口に入れたり噛んだりしても大丈夫な、やわらかい素材でできたペンシルトッパーやネックレスなど。

安価な値段で買い求めることができ、日常的に繰り返される反復行動にも耐えられるような丈夫なつくりになっている。

反復行動を隠したりやめたりするのではなく、日常の一部に。そうした願いから作られたこれらのアクセサリーやトイは、どれも見た目にも可愛らしいものばかり。カラーバリエーションも豊富なので、どれにしようか迷ってしまうこと請け合いだ。

Stimasticの商品は、ブランドウェブページから購入することができる。

参考・引用:cosmopolitan.co.uk

ジュエリーニュース

Made In Gender編集部 • 2016年8月2日


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