H&M 五輪選手とスポーツウエアを共同開発。キャンペーンアイコンにマイノリティを起用

まもなく開幕するリオオリンピック。この4年に一度のスポーツの祭典は、競技そのものだけでなく選手が着用しているウエアやユニフォームも千差万別で見どころの一つだ。

毎回、各国を代表するアパレルブランドがデザインを担当している。スウェーデンのアパレルブランドH&Mはソチ冬季オリンピックに続きリオオリンピックでもスウェーデン選手団のウエアをデザインしている。ちなみに日本はasics(アシックス)がウエアやシューズを提供している。

そのH&Mが7月21日よりスウェーデンのオリンピックチームと共同開発したスポーツウエアを発売している。機能性とファッション性を兼ね備えたレギンスやスポーツブラ、キャップなどを展開している。ブラックのベースにホワイトやゴールドのラインが施されおりスタイリッシュなデザインに仕上がっている。

これらの商品はH&M SPORTS取扱店かオンラインショップでチェックすることができる。

またこのスポーツウエアを販売するにあたって【For Every Victory】と銘打ったキャンペーンを実施している。

キャンペーンアイコンに元十種競技の金メダリストで昨年トランスジェンダー(※)をカミングアウトしたケイトリン・ジェンナーや、ダウン症を乗り越えた体操選手チェルシー・ワーナーなどが起用されている。

このキャンペーンに伴って発表された動画が現在公開されている。上記のキャンペーンアイコンのほか多数のマイノリティが動画に登場し、逆境に屈しないアスリートたちを描きスポーツの力を称えている。是非この動画をチェックしてからオリンピックを楽しんでもらいたい。

※関連記事:LGBTって何?

Made In Gender編集部 • 2016年8月4日


Previous Post

Next Post