
デニム&ジーンズのアパレルメーカー、Levi’sが展開するLGBTQ支援コレクション「Pride Collection」が遂に日本国内で展開を開始した。
リーバイスはアメリカ合衆国が発行する「フォーチュン誌」に掲載されている総収入上位500企業の中で最初に「生計を共にするパートナーへの医療給付」を開始した会社であり、20年以上前から社を挙げてLGBTQへの支援を行ってきた。
そんなリーバイスが今回展開するコレクションは、「ハーヴェイ・ミルク」をフューチャーしたデザインがメイン。
ハーヴェイ・ミルクはアメリカで初めてゲイであることをカミングアウトしながら公職に就いた人物で、サンフランシスコ市議会議員となった直後に暗殺された。彼の半生は映画『ミルク』にて知ることができる。
アメリカのLGBTQを取り巻くシーンを語る上で決して外すことの出来ないミルクについて、リーバイスは次のようにコメントを寄せている。
リーバイス® はオーセンティックな自己表現を重視するブランドとして、ハーヴェイ・ミルクほど称えたいと思う人はいません。(中略)リーバイス® は、彼へオマージュを捧げ、このプライドコレクションを通じグローバルブランドのリーダーとして人権の平等を提唱し続けます。
引用:levi.jp
コレクションにはお馴染みのレインボープライドのほか、ハーヴェイの名からとった「ミルク」をモチーフとしたデザインが並ぶ。
発表された当初は日本での展開は未定だったこのコレクションだが、2016年4月15日からネットショップや幾つかの実店舗で販売を開始した。対象コレクションを購入すると、併設のテーラーショップでレインボーの刺繍を入れてもらうサービスも受けられる。
参考・引用:levi.jp