ジェンダーレスなお洋服のお直しサイト、MADAM Mの期間限定Barが新宿二丁目に。

「サイズが合わないから」「ローテーションしすぎてボロボロになってしまったから」……そんな理由で着ることを諦めてしまった服はないだろうか? そうした際に活躍するのが洋服のお直し。破れてしまったジーンズや前のきついジャケットも、再び陽の目を見ることができるようになる。

そんな「お直し」がネットで、しかも性別を気にすることなく注文することができる「ジェンダーレスなお洋服のお直し」がMADAM Mより8月下旬から始まる。今回はそれに併せて期間限定でオープン中のサロンへお邪魔した。

MADMA Mとは?

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MADAM Mは8月下旬より本格オープン予定の「ジェンダーレスなお直し」サービスを提供するWebサイト。運営するのは洋服お直し・洋服リフォームの専門、株式会社アン・コトンだ。

洋服は決して着る人間を選ばない。様々な理由でそのままでは着られなくとも、適切に直してやれば誰もが好きな服を着ることができる。

だが、実際にお店へ行ってお直しを依頼するとなると腰が引けてしまうひとも多い。たとえばMtFトランスジェンダーの中には、お店へ行って女性物の服を自分に合うサイズに直してもらう……といったことにハードルを感じる人もいるという。

参考:LGBTって何?

こうした現状を受けてオープンしたのが、「ジェンダーレスなお洋服のお直し」を取り扱うMADAM Mだ。「お店に来られない人にもファッションを楽しんでもらいたい」という思いから、インターネットによるお直しを受け付ける。

現在はプレオープン中で、水曜日のみ新宿二丁目にオープンする「バー マダムM」にて、お直しに関する相談や依頼をすることができる。

誰でも気軽に立ち寄って相談可能に

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バー マダムMは、現在水曜日のみ新宿二丁目で営業を行っている。店内には様々なアルコール類のグラスが並び、一見普通のバーとは変わらないが、異なるのは全身を映せる姿見がついていることだ。

バー マダムMでは、洋服に関することやお直しに関する疑問を、直接相談することができる。相談に乗ってくれるのはサロンのオーナー「マダムM」の従業員たちだ。

疑問の解消からモニターまで

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今回お話を伺ったのは、着物をリメイクしたドレスで全身を包んだマドレーヌママ。「今までお直しを依頼したことがない、という人でも、まずは気軽に来てほしい」という。

クローゼットの中に眠っているお洋服。もう一度着られるようになるのなら嬉しいけれど、そもそもこんなにボロボロで本当に直してもらえるのだろうか……。

大きすぎる服を小さく直すのならまだしも、小さい服を大きなサイズに直すなんてできるのだろうか……。

そうした「お洋服に関する話」をざっくばらんに尋ねることができるのが、「バー マダムM」の魅力。勿論相談するだけでも構わないし、その場でお直しをお願いすることもできる。Made In Gender編集部でも、柄物スカートのお直しをお願いした。

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その場でフィッティングして、仕上がりサイズを確認しながら依頼することができる。

ファースト・イレブン・カスタマーズを募集中

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バー マダムMでは、MADAM Mサイト本格オープン前のお直しモニター「ファースト・イレブン・カスタマーズ」を募集中だ。最初の11人のユーザーはモニターとして無料でお直しを依頼することができるこのサービス、先日開始したばかりで、まだ枠は全て埋まっていないという(2016年7月9日現在)。

着たいけれど様々な理由で着られないお洋服がある、という方は、是非この機会にバー マダムMへ足を運んでみてはどうだろうか。

MADAM M
公式サイト:http://www.ask-madamm.com/
Facebook:https://www.facebook.com/askmadamm
Twitter:https://twitter.com/barmadamm

バー マダムM
毎週水曜日16:00〜25:00
新宿区新宿2-13-16 藤井ビル203(A Day In The Life)

問い合わせ
madamm@encoton.co.jp

LGBTユニセックス

Made In Gender編集部 • 2016年7月10日


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