日本のジーンズ「もんぺ」をファッショナブルに。九州発「うなぎの寝床」

今や誰もが1本は持っているであろうジーンズ。元々は作業着として労働者に愛用されていたのは有名な話だ。そんなジーンズの日本版ともいえる「もんぺ」をファッションの観点から再発見しようと試みるブランドがある。九州はちくごのうなぎの寝床だ。

九州ちくごのものづくりを発信

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img:unagino-nedoko.net/

うなぎの寝床は福岡八女市に店舗を構えるアンテナショップ。衣食住を問わず、地元で展開しているからこそ出来る手厚いサポートとPRで、「地方の魅力を地方に」発信している。

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もんぺ以外にも木のお弁当箱や白磁の食器など、地域の作り手の顔が直接見えることにこだわった商品展開が魅力だ。

久留米絣もんぺとは?

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そんなうなぎの寝床から販売されている「久留米絣もんぺ」。男女を問わずユニセックスで着られるデザイン・サイズと着心地の良さが人気を博し、密かに話題になっている。6月には渋谷ロフトにて2016年度もんぺ博覧会という展示販売会も行われた。

販売されているもんぺは、もんぺ本来の素材の味や良さはそのままに、現代のファッションにフィットするようシルエット等に工夫が加えられたもの。もんぺ本体の他にも、好きな生地を使って製作できる型紙も発売されている。

サイズはS〜L展開。ウエストがゴムでできているので、余裕をもってゆったり来られるのも魅力のひとつだ。

もんぺを「日本のジーンズ」へ

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元々は農作業着だっただけあり、動きやすさと持ちの良さはお墨付きの「もんぺ」。自らの祖母が履いていたものを直して着ている人もいるという。

「日本の伝統的なファッション」というと着物や浴衣をイメージしがちだが、より簡単に毎日のファッションに取り入れられる「もんぺ」。ぜひあなたもワードローブに加えてみてはいかがだろうか。

なお、もんぺを含む「うなぎの寝床」の商品はネットショップにて購入可能。

参考・引用:http://unagino-nedoko.net/

もんぺ九州日本

Made In Gender編集部 • 2016年7月5日


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