大切な子を、いつまでも。「アン・コトン」のぬいぐるみ診”良”所がオープン

あなたには、お気に入りのぬいぐるみはあるだろうか?

大人になっても幼少期を共に過ごしたぬいぐるみを大切にしている人は多い。ある調査によると、イギリスのホテルでは年間7万5,000匹のテディベアが「迷子」になってしまい、無事持ち主の元へ戻されたそのほとんどが大人のものだったという。

根強いテディベア文化を持つイギリスならではのエピソードと言ってしまえばそれまでだが、自らの愛するぬいぐるみを大切にする、という文化は何もイギリスに限ったものではないだろう。中にはくたびれてしまったぬいぐるみを「お直し」に出すことで、再び愛らしい姿を取り戻してあげたい、と願う人もいる。

洋服のお直し専門店『アン・コトン』にも、そうした「ぬいぐるみのお直し」の要望が数多く寄せられてきた。
2014年ごろから急増した、そうした「ぬいぐるみのお直し」要望に応えるため立ち上げたのが、「ぬいぐるみ診良所」だ。

アン・コトンとは?

ぬいぐるみ診良所
アン・コトン』は首都圏を中心に47店舗を構える洋服のお直し専門店。
MADAM M」という、身体の性別に関係なく服のお直しを依頼することのできるサービスを立ち上げている企業でもある。

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7割以上の人が「お直し」したい?

アン・コトンの独自調査によれば、ぬいぐるみを所有している大人の7割が「ぬいぐるみを補修したい」と考えているという。
多い悩みは「汚れが目立ってきた」「洗濯したら綿が縮んでくたっとしてしまった」というもの。
確かに、ぬいぐるみが汚れたからといって安易に洗濯をして失敗してしまった経験は筆者にもある。
生地が特殊だったり、飾りがついたぬいぐるみについては洗濯それ自体の難易度も高く、
個人でぬいぐるみをケアするのは中々に至難の業だ。

今回『アン・コトン』では、日本でも数少ない「ぬいぐるみ職人」とのコラボによって診”良”所のオープンを実現させたという。

まずは「内科」を開設

ぬいぐるみ診良所
画像は「手術中」の様子。

今回開設された「内科」は、主に綿の入れ直しを行ってくれる科だ。今後、眼科、耳鼻科、皮膚科、外科等の開設を予定しているという。
今後の展開もさることながら、一体どの科でどんなサービス提供が行われるのかも気になるラインナップだ。

ぬいぐるみの診察は、『アン・コトン』に直接ぬいぐるみを持ち込むことで可能。
あなたの家に元気のないぬいぐるみが眠っているのなら、ぜひ連れて行ってあげてほしい。

参考:@press

お直しぬいぐるみアン・コトン

Made In Gender編集部 • 2017年12月28日


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