人権を考える2日間。国際フォーラムでヒューマンライツ・フェスタ東京2017開催。

2017年11月4日・5日の二日間、東京国際フォーラムで、大型人権啓発イベント「ヒューマンライツ・フェスタ東京2017」が開催される。

「人権啓発イベント」という言葉を聞いて、あなたはどんなイメージを抱くだろうか。大学の授業のような講演会に、既に人権について一家言持ったひとびとが集うグループディスカッション……もしかすると、少し敷居が高いと感じているかもしれない。
だが、「ヒューマンライツ・フェスタ」は、決してそういった、参加に何かしらの勇気や知識を必要とするイベントではない。催されるコンテンツの中には美術パフォーマンスもあれば映画の上映会やコンサート、VRによる車椅子レーサー体験などもあり、様々な形で「人権」について考える機会が用意されている。

ダイバーシティとは?

画像はヒューマンライツ・フェスタ東京2017のシンボルマーク。

毎年様々なテーマのもと開催される「ヒューマンライツ・フェスタ」。今年のテーマは「ダイバーシティ」だという。

「女性も、男性も、子供も、高齢者も、障害のある方も、LGBTの方も、誰もが希望を持っていきいきと生活できる、活躍できる都市」「多様性が尊重され、温かく、優しさにあふれる都市」の実現をめざし、メインテーマを「ダイバーシティ」としました。

ダイバーシティとは、元々は「様々な人材を積極的に採用しよう」という考え方を指す言葉で、採用というキーワードが示す通り、元々は企業等で使用されることの多かった概念だ。それが近年様々な場面で使われるようになり、今ではひろく「多様性」を意味する言葉、といった程度で使われていることも多い。

東京における多様性について

東京都の人口は現在900万人以上。それだけ多くがひとつの都市で生活しているのだから、そこには様々な人々がいる。
もしかすると、あなたのクラスメイトや同僚、隣人に「マイノリティ」と呼ばれる人々は絶対に存在しないだろうか? そうして、今この瞬間も、社会の制度や偏見の眼差し、その他様々な理由によって困っている可能性は無いと言い切れるだろうか?

もしもあなたが絶対の自信を持ってこの問いに答えられないのなら、是非とも東京国際フォーラムへ足を運んで欲しい。
詳細は以下の通り。

開催概要

イベント名:「ヒューマンライツ・フェスタ東京2017」
主催   :東京都
日時   :11月4日(土)10:00~18:00・5日(日)11:00~17:00
開催場所 :東京国際フォーラム ホールD7・D5・D1・地上広場・
      ロビーギャラリー(ガラス棟)
      (東京都千代田区丸の内三丁目5-1)
内容   :シンポジウム(書家・金澤翔子氏の揮毫、
      パネルディスカッション(織田友理子氏、メイミ氏))、
      「心のバリアフリー」動画コンテスト、
      映画「彼らが本気で編むときは、」上映、
      大学対抗 プレゼンコンテスト「多文化共生の啓発」、
      映画「聲の形」上映、坂田おさむ・めぐみファミリーコンサート、
      小学生 人権啓発ポスター完成式典、
      ストレッチマンスペシャルステージ、チャレンジ・クライミング!、
      バリアフリー体験、障害者スポーツ体験(車椅子バスケット、
      ボッチャ、ブラインドサッカー)
      ※都合により登壇者は変更になる可能性がございます。
参加費  :無料

特設ホームページ: https://www.hrf-tokyo-2017.com/

参考引用:@press

イベントダイバーシティマイノリティ多様性東京

Made In Gender編集部 • 2017年10月18日


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